皮膚科の診療について
当院では、皮膚に関する一般的な病気、皮膚に症状のある疾患を対象に診断治療を行っています。湿疹・かぶれ・アトピー性皮膚炎・じんましんといった各種皮膚疾患・帯状疱疹・ワキの多汗症など、お気軽にご相談ください。
皮膚科の主な疾患として、湿疹・かぶれ・アトピー性皮膚炎・じんましん・にきび・単純ヘルペス・円形脱毛症・やけど・日焼け・爪白癬・足白癬(水虫)・帯状疱疹・その他各種皮膚疾患など、皮膚科全般の治療を診療いたします。
ただし、外科的切除・処置が必要な疾患、液体窒素凍結療法、皮膚レーザー、紫外線療法などの専門的な治療は行っておりません。
夏に多い症状
日焼け・あせも・水虫・ニキビ・じんましん・湿疹・ワキの汗など
冬に多い症状
しもやけ・手あれ・皮脂欠乏性皮膚炎・皮膚の乾燥など
帯状疱疹(たいじょうほうしん)の原因は、みずぼうそうウイルスと同じです。痛みをともなう皮膚湿疹です。帯状疱疹は、50歳~70歳代に多くみられる病気ですが、過労やストレスが引き金となり若い人に発症することもあります。
症状には個人差がありますが、多くの場合は、からだの一部にピリピリ・ズキズキ・チクチクとした痛み、その後、水ぶくれ(水疱 すいほう)を伴う赤い発疹(ほっしん)が帯状に現れます。その間も、痛みは続きます。軽い痛みで済む方もいますが、強い痛みを感じることが多く、夜眠れないほどの痛みに悩まされる方まで、さまざまです。お早目にご相談ください。また、帯状疱疹の予防接種も行っております。
ワキの汗の症状でお悩みはありませんか?
- 汗が気になって、服を着替えることがある
- グレーなどワキ汗が目立つ色の服は好きでも着られない
- ワキ汗で服がはりついてしまうため、 ゆったりしたデザインの服しか選べない
- 緊張するとワキ汗が出はじめ、意識するともっと出る
- ワキの汗について深刻に悩むことがある
- ワキの汗に耐えられず、日常生活に支障を感じる/我慢できない
多汗症とは?
人のからだは、暑さや運動により体温の上がりすぎを防ぐため、汗をかいて熱を発散させています。また、精神的な緊張やストレスにより汗をかくこともあります。ワキ汗で、人目が気になる、日常生活で困るほど汗が出る場合は『多汗症』という病気があります。多汗症の症状があらわれやすいのは、手のひらや足の裏、ワキの下、額など、汗腺が密集している部位です。
多汗症には、 原因が存在しない「原発性多汗症」と、何らかの病気や使用している薬が原因となる「続発性多汗症」に分けられます。続発性多汗症は、原因となる病気を先に治療する必要があります。原発性多汗症は、長い間一人で悩まれている方が多いようですが、治療により改善ができます。
当院で多汗症治療を受けられた患者さんの7割近くが女性です。女性は、男性に比べ、着る服が制限されたり、周囲の目が気になったりということが考えられます。お気軽にご相談下さい。
多汗症の治療について
多汗症の方へ、ボトックス療法・内服薬・漢方薬の処方など、患者さんのご希望・病状に応じて行っております。
ボトックス療法は、重度の原発性腋窩多汗症であれば、保険適用となります。内服薬は、効果の出方には個人差がありますが、内服薬は副作用が少ないため安心して服用することが可能です。少しでもお悩みがございましたら、お気軽にお尋ねください。